2009/08/23

G.G.W

最近ぎっくり腰に見舞われました 人体のしくみを呪いたくなる痛みですねまったく わたしの場合 ギックリ と決定的にいってしまったわけではなく 普段からの腰痛が徐々に悪化して アレ何かおかしい イテェ! いや ものすごくイテェ!(←「山形スクリーム」参照)
わたしぎっくり腰じゃん!! というわけでお盆休み真っ只中わたしの『ぎっくり腰週間(すなわちG.G.W)』が幕を開けたのでした
当然ロボットのような歩き方になるのだけど その様をギャグだと思って失笑する輩に腹が立ちました
それから負の連鎖が起こり しばらく厭世的になってしまいましたが それにも飽きたので 立ち直ることにしました よろしくどうぞ

2009/07/11

明日の降豚確率

梅雨明けは あともう少しですね
今年はビールのかわりに 毎日スイカを食べております
そのせいかどうかは分かりませんが じめじめ湿度が高くても 汗が気持ち良いと感じます
でも 出掛けに雨が降っていると 本当に困ります わたしのスクーターは電動なので 走行中何故か感電…なんて まんがいちの良からぬ想像がいつも脳裏に浮かびます
そしてこの時期になると 食品はきちんと冷蔵庫にしまわなくてはなりません ものぐさ人間はそんなところで季節を実感するのです どなた様もご自愛くださいませ ちなみに鉛筆の天ぷらで当たったときは 消しゴムをすりおろして飲むと良いらしいですよ

2009/06/21

今年見た映画 その4

1ヶ月ほど前に見たのですが 今もエンディングテーマが耳に残っています1コーラス目 もしやと思ったらやっぱり あれはイーストウッドが歌っていたんだとか で 2コーラスからはイーストウッドの息子 緑の風に吹かれて聴いているような心地良さだった

わたしは『グラン・トリノ』って地名かと思ってました

主人公が頑固オヤジというだけで わたしにゃもう 一見の価値あり
「老いては子に従え」なんてクソ食らえ とばかりに唾を吐きまくるイーストウッドのトンガリぶりに心の中で喝采やんややんや
そこにちゃぶ台をおいたら 間違いなくひっくり返すであろう 寺内貫太郎を彷彿とさせるような迫力

ガレージにずらりと並んだ工具
妻に先立たれても 一人で何でもこなす人生の先輩に比べ 自分の不甲斐なさを嘆く少年

頑固親父はそんな少年に やんわりとこう言いました
「いいか?これだけの工具を揃えるのには50年かかったんだ」

わたしはそのシーンがとても気に入ったのです

人生は良いものだ

石川浩司さんのエッセイに
こんなご時世だから 最期は布団の上で看取られて ってことにはいかないかもしれない だけど 俺がこの先どんなに不幸な死に方をしても それで「あの人は可哀相な人だった」と決めつけてほしくない  最期がどうであれ 生前の俺を思い出して笑ってほしい
というようなことが書かれてあって ああ本当にそうだよなと思った

ウォルトから譲られたグラン・トリノを 颯爽と走らせていたタオの表情 改めて思い出してみて ぐっときます 

日本国民ニ非ズ

先月、柴又の駅前にて。
アラなんか素敵なステッカーがいろいろ売ってるじゃないのと目に止まり、ぼーっと眺めていたら、お店の人が「良かったら、巾着にプリントできますからね」と言う。
おお、ちょうど小さめの巾着が欲しかったんだ。それなら、この模様をひとつお願いします。
しばらく待っていると、連れの一人がやって来て「へぇー家紋入れてくれるお店なのね」と。あ、これ家紋なんだ。勝手に好きな模様選んじゃったけど、うちは家紋なんてないから別に良いや。
「は?あんた自分の家の家紋知らないの!?」

…5月の青天に霹靂が聴こえました。

わたしは今まで、家紋というものはお金持ちの由緒正しい家にしかないと思っていたのです。
嗚呼、恥ずかしい31歳!!!

日本の家紋って2万種類くらいあるんですね。西洋の家紋には、ワシ・ドラゴン・獅子など威圧的なシンボルが多いのに対し、日本の家紋はなんて可愛いらしいのでしょうか。花鳥風月の他にも、身近にあるもの(鈴、笠、器など)をモチーフにしている家紋なんかもあり、見ているだけで楽しくなります。
遠い御先祖様と言葉を交わすことはできませんが、家紋を紐解くと、「わたしと血のつながった人」のぬくもりを感じました。
この世に受け継がれてきたのは命と姓の他にもあったということが、この上なく嬉しいのです。
もしあのとき家紋の存在を聞かなければ、わたしは一生知らずに死んでいたんだろうな。危ないところだったぜ。
親を責めてはいけない。聞かなかったわたしも悪いのです。

さて出来上がった巾着。デジカメ入れにぴったりです。
もちろん、他人様の家の家紋です。

始まってしまった

デアゴスティーニから創刊された X-ファイルDVDコレクション まんまと買ってしまった 全49巻だそうです どうしよう置く場所ない でも全部買っちゃうんだろうなぁわたし

X-ファイルの世界観はセカンドシーズンくらいから 徐々に感じてきました全体的にSF色が強いのですが 非科学的とはいっても 幽霊とか怨念とか 日本のホラーで扱われがちなストーリーはほとんどなく 遺伝子の突然変異とか UFO・UMOとか 正体不明の村民族とか 「ありえない!でも ひょっとしたら…?」と思わせるような話に 戦慄と興奮をおぼえるのです でもって毎回恐ろしい事件ばかりではなく クスッと笑えたり じんわりするエピソードもあるのですよ ユーモアといえばやはり「ローンガンメン」の3人組!! 最終章まで思い入れを持って見ていただけに 『英雄に捧ぐ』の回では泣けてきました
他にも とても好きなエピソードがたくさんあるのですが それはまた追々 一方的に語りたいと思います  ちなみに全巻見終わる頃には アメリカの州名がたくさん言えるようになります 地理の勉強には持って来いですね(ナンチャッテ)

「君は何故 異星人が存在すると思うんだ?」

「存在しないという確証もないからさ」

いいんだぜ

今年の初め 「読書100冊する」という目標を有言してみたものの 上半期でまだ20冊にも満たない 考えられる原因 年々夜更かしができない体質になってきて 読んでいるうちにいつの間にか眠りに落ちてしまうのだ それと 読んだ本をつい読み返してしまうのだ 最近も過去に読んだ中島らもの「砂をつかんで立ち上がれ」とか「らもチチ」を読み返してニヤニヤしてしまった たくさん読んでどんどん忘れていく と中島らものように割り切っていけたらどんなに良いか 人生に限りがあるように 一生のうち読める本は限られているのだから

荻原浩の「押入れのちよ」は とても読み応えがあって 何度も読み返した
全体的にひんやりする話なのだが 表題作の「押入れのちよ」は特に面白かったなぁ 悲運で人生に幕を閉じても 良い思い出ばかりを憶えている幽霊のちよが魅力的 「あんたは生きてて良いことあったのかよ」なんて他人が言う資格はない その人の人生は 絶対にその人にしかわからないのだから どうでも良いが ちよの影響でわたしもビーフジャーキーが好きになった こんなものばかり食べてたら痛風になりそうで怖い

2009/06/11

雨マ

梅雨入り

しばらく上下合羽です コーディネートには困りません
パソコンが いよいよ駄目になってきました 
ΙΜΕパッドがなければ何もできません 句読点よ いずこへ
寛平さんが頑張るなら わたしも頑張るぞ  RUN!

2009/05/22

遠足日和

5月21日。鎌倉小町通りは、自由行動の小学生と中学生のグループでにぎわっていた。まだあどけない声ではしゃいでいる男子。「ちょっとアンタたちー!」と諌める女子も、どこか寛大。
空高く弾んでいる生命力を横目に、前厄女2人は鎌倉宮へ。小さな盃に息を吹きかけて、それを投げて割ると厄を払えるというやつを100円で行う。わたしが投げた盃は、たしかに岩に当たったもののほとんど割れなかった。連れに至っては、投げた盃が茂みの中に消えた。2人の先行きが案じられる。
鎌倉文学館のバラ園は、完熟という表現がよく似合う具合だった。(フレッシュな頃に来たかった…)
たくさんの品種。ひとつひとつ香りを嗅いでみた。世の中にはバラの香水が五万とあるが、やはり本物の香りには敵わない。
文学館の中にも入った。千家元麿の「南瓜賛」が、すごく気に入りました。もしこの人が草間彌生の「南瓜」を見たら、どう思うかなーなんて考えたり。
また来るぞ鎌倉。

2009/05/14

今年見た映画 その3

「バーン・アフター・リーディング」
キャストやスタッフに、これといった目当てはなく、それが逆に楽しみだった。
しっちゃかめっちゃかな混戦模様でしたが、んなバカなことあるかいって世界を俳優たちが楽しんで演じていたのは、見ていて面白かったです。ワルになりきれないブラピが良い。
その後、なんとなくコーエン兄弟を検索しているうちにスティーヴ・ブシェミ(この映画には出ていませんでした)のちょっとしたエピソードを目にした。以前、何だこのつまんない映画は!と思った「ビッグ・リボウスキー」もう一回見てみようかな…。

2009/05/13

連休初日

数週間前、パソコンのキーボードの上にヨーグルトをこぼしてしまい、それ以来操作が思うようにできなくなってしまいました。ビフィズス菌に侵されたのだろうか?(なんのこっちゃ)
そんなわけで、話題にタイムラグが生じるのはご了承願いたい。
全国的に快晴だったGW初日は、職場の女6人でバスツアーに参加。向かった先は都内だったので、反対側車線に忍びないほど順調に道は流れていた。亀戸天神の藤、西新井大師の牡丹は、みごとに時期を逃してしまったなという感じ。良い天気が続いてましたからね…。根津神社のつつじは、すべからく旬でした。がきんちょの時分、つつじの蜜を吸ったことなど思い出したり。
根津は来るたび好きになりますね。谷根千、大好きです。この時は周辺を散策する時間がなかったけど、2回訪れて2回とも食べられなかった因縁の肉のスズキ「メンチカツ」は、今度こそ絶対食べるぞー。


柴又の帝釈天参道にも行きました。ひたすら漬物の試食。
あまりに陽が射しすぎて、日陰を探すのも一苦労でした。

たまには、敢えて都内をめぐるバスツアーも楽しいですニャー。

2009/05/12

空回り

埼玉は、わたしが好きなSTARDUST☆REVUEとキリンジを輩出したという点でも魅力を感じます。
Route17で聴きたかったMDですが、残念ながら車はCDしか聴けなかったので荷物になりました。

ここ最近スタレビのボーカル根本要さんは、オノヨーコに似てると言われている。
その昔キリンジ兄の堀込高樹氏は、ジョンのアルバムではヨーコの曲を飛ばして聴いてたが、ある時魅力に気づいて聴くようになった、とエッセイにあった。
そしてわたしも、以前はキリンジのアルバムは兄の曲をしょっちゅう飛ばして聴いていた。ざっくり言って、弟の曲の方がキャッチーなのだ。しかし、3年前くらいから兄の曲も好きになっていた。ソロ・アルバム「HOMEGROUND」はとっても温かい。ちなみに弟のソロ・アルバムは未だに聴いてない。音楽雑誌のインタビューとかあまり読まないので分からないけど、弟は兄をとても尊敬していると思う。良いなぁーわたしにもあんな兄がいたらなぁ。

2009/05/11

川越で1泊

長瀞はおろか、行田にもたどり着けなかったのですが、蔵造りの家並みと大正浪漫通りをぶらぶら歩いているうちになんだかもう満足してしまった。
なじみある国道16号線をたどって行っただけで、こんなにワクワクする場所へ出られるなんて。まぁ、駅前に来れば都会となんら変わりないんですけどね。
奇跡的に1軒だけ開いていた駄菓子屋さんで、あこがれの長いふ菓子を見つけられ、わたしの中で森山良子の歌う「遠くへ行きたい」がフェードイン。これにて旅はひとまずエンディングを迎えた。(←皆さん曰く「全然旅になってない」)
宿はもちろん、しみったれたビジネスホテル。(その方が落ち着きません?)ウォークイン。
備え付けの煎茶(ティーパック)で一息ついて、ぱんぱんに張った肩を安めた。

2009/05/07

菓子屋横丁ノ夜

川越には、「川越駅」と「本川越駅」と「川越市駅」があります。
きちんと調べず適当に行こうとすると、このような目に遭います。

着いたら、菓子屋横丁は夜でした。

2009/04/26

脱ペーパードライバーの旅

いつからだったでしょうか。
長瀞のライン下り、行田のゼリーフライ、川越の駄菓子屋横丁、わたしの埼玉への憧れは日に日に増すばかり。
よっしゃ埼玉一周したれー!
と決めたのは、数日前。
旅の行き先を決めかねている、と言いつつほぼ埼玉に内定していたことは否めません。だってこの不景気、毎年遠出なんてそう簡単にできません。
さて、最初に私の住む小田急相模原(以下、オダサガ。しかしもう出てこない)から埼玉まで電車でいったいどのくらい時間がかかるのか調べてみた。川越までは2時間強、行田までは3時間弱、長瀞までは3時間半!!!電車嫌いのわたしとしては、この移動距離は耐えがたい。
そこで、車で行った場合はどれくらいかかるかナビタイムで検索。するとどうでしょう!電車よりだいだい30分ほど短縮して着くことがわかりました。川越までなら、国道16号線を真直ぐ進めば着くこともわかり、これはもう車で行くっきゃないと思いましたが…わたし卒検以来運転してない…アハ。
しかし!
お前はここでおめおめと鈍行電車に揺られ、電車酔いしても良いのか!?この先ずっとペーパドライバーに甘んじるのか!?
否!
こしゃくなーっこの挑戦受けて立つ!!
と、まぁこんな具合にプレッシャーを自分に課してはみたが、でもいきなり川越まではいくらなんでも無謀じゃね?わたし生きて帰って来れんの?みたいな葛藤を一晩中繰り返して、当日も「やっぱり誰か誘っておけば良かった…」と今更ながらに悔やむ。
奇しくも翌日は、関東全域で天気が大荒れになるとニュースで聞く。行くなら今日しかないのだ。ええぃ侭よ!ビビリながらも埼玉の地図と若葉マークを片手に、正午過ぎ町田のレンタカー屋さんへ向かった。
しかし週末ということもあり、「24時間押さえられる普通車はありませんね」と2件に断られる。1時間前でも楽ラク予約、という謳い文句に油断していた自分が浅はかだった。そういえば、このCMは昨日から打ち切り。打ち切りの事情はさておき、もしかして「車で行くな」っていう暗示なのか?なんだかネガティブな意識に襲われながら、ダメもとで3件目に電話をすると、「1番小さい車ご用意できますよ。禁煙車と喫煙車どちらになさいます?」と、選択までできる空き状況。
そして手続きを済ませて、いざわたしの目の前に現れた白いTOYOTAのVitz。キーを渡され、「行ってらしゃいませ」と見送られたのだが、運転席に座ってからの手順にアタフタしてしまう。くどいようだが、本当に卒検以来なのだ。しかしもうここまで来たら行くしかない!静かにアクセルを踏む。いざ、さらば!
コンコン
お店の人が助手席の窓を叩いていた。
何事かとブレーキを踏むと、何か指してる。どういうことだ?
やがてガチャリと助手席の扉を開けられ、
「あのー、ハンドブレーキかかったままですよ」

…かくして、わたしの脱ペーパードライバーの旅は幕を開けたのでした。<続く>

2009/04/20

2009/03/22

今年見た映画 その2

わたしはジム・キャリーのファン。見に行きました「イエスマン」。

ずっと前に、たまたま見かけて以来なんとなく読んでいるShe&Himが好きだという人のブログに、ズーイーの魅力以外見るところがない映画だった、と辛口な感想が書かれていたので、逆に興味が湧いてしまい早速見に行った。
いやー笑った。
見たときのわたしのコンディションも良かったのだろう。
頭を空っぽにしてスクリーンを眺めて、「あー面白かったな」と言って、席を立ったら自然に日常に戻れる映画がちょうど良い。最近は、本にも音楽にも答えを求め過ぎなくなった。

ズーイーのヘルメットがすごく可愛いかった。あれはMICHELIN?思わず、紙に描いて自分のヘルメットに糊で貼り付ける。パーマンじゃないぞ。

生命の春

1/2カットのキャベツ。1週間置いたら、ラップを突き破って芽吹いてしまいました。

今年見た映画 その1

温水ブログ、今年もピンボケ全開で御送りします。

ハルオさん。カッコ良いなぁ。

初期衝動。あ と気づいた。

エンディング。向井秀徳と峯田和伸の「守ってあげたい」。なんで?

やっぱりハルオさんはカッコ良い。オヤジ×ループタイ×ギター。グッと来ます。

犯人は君だ

それは二月下旬のある晴れた温かい午後のことであった。わたしは、D坂より308歩先にある、乱歩°という、たまに行く喫茶店で、冷しコーヒーを啜っていた。

落ち着いた照明。可愛い女給2名。そこいらじゅうに猫の写真、絵本、What'sマイケル等等。推定年齢75歳、パーカーにエプロンで黙々とアラカルトを作るマスター。このマスターが『人前でキスをするような馬鹿カップルにはバケツで水をぶちまけます』というささやかな張り紙を書いたのかと思うと、冷しコーヒーを持つ手が心なし震える。
レジの前に、置物かと思うほどどっしりとスツールに構えた3代目支配人の名は良介さん(毛並みが上品)。

御馳走様。

2009/01/21

ほ とする

ユニクロのヒートテックインナーが、どこへ行っても売り切れ。
こんなことなら、去年の冬にもっと買っておくんだったよ!
しかし年々寒さに弱くなっていく。ばばしゃつなんて一生縁がないと思っていたのになぁー。
重たくなるような厚着はキライだけど、寒いときにきちんと温かい格好をすることは、心が豊かになると思う。そういう人が好きだ。
大寒の夜。
吐く息の白さ。まるで煙草をふかしている気分。
ほ ほ ほ

2009/01/03

洗濯日和が続きますね

心置きなく洗濯。お正月休み。幸せです。温水です。

更新全然できませんでした2008。そのうえ気まぐれにばしばし削除するので、なんか病んでるなぁこのブログってな空気がぷんぷんしますが、本人は至って元気です。

抱負。
「今年は読書を100冊する」という地味で自己満足上等な目標は、もはやわたしの中で毎年恒例となっておりますが、達成されたためしはございません。
今年こそは成し遂げてみたいなと思い、面白そうなお正月番組の合間にチラリチラリと読んでおります。
年末休みに入ってから読んだのは、
華恵 「本を読むわたし」
小川糸 「食堂かたつむり」
Oka-Chang 「アイロニー?」
そして新年1冊目は、だいぶ前に読み始めてみたものの数頁読んで挫折してしまった本ですが、奥田英朗 「邪魔」(上)です。そういえば、去年もわたしがお正月に読んでいた本は奥田英朗でした。その「ララピポ」が、まさか今年映画化されるとは。帯に『お下劣小説』って書いてあったのに。ちょっと見たいぞ。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、右端にわたしが去年見た映画を、見に行った順に書いてみました。邦画しか見に行ってなかったことに、今更びっくりです。そういえば最後に映画館で見た洋画って「ラブソングができるまで」かしら。(←サントラそろそろ安く売ってないかなぁ)
「百万円と苦虫女」を見て、蒼井優がますます好きになりました。(「フラガール」のダンスも素晴らしかったですが、「花とアリス」で、紙コップをつま先につけてバレエを踊るシーンも大好きです)その映画の序章「都民・鈴子」が含まれる「蒼井優×4つの嘘」という4枚組のDVDを一気に見ました。黒猫に扮した温水洋一、ブラジャーをつけた西島秀俊、珍しく素朴な役柄の新井浩文、(たぶん)平泉成のモノマネをする加瀬亮、幽霊役で物言わず佇むジャージを羽織った仲本工事、などなどわたしのツボをつきまくりのキャスティングも何やら得した気分でしたが、やはり蒼井優。
スニーカーを穿いて全力で走ったり、ストーブの灯油を買いにポリタンクを持ってガススタに行ったり、炬燵でのんびりクロスワードパズルを解いたり、恋人と何気ない会話を交わしたり、そんな彼女を見ては、いちいち新鮮な気持ちになりました。それによって、自分が普段いかに荒れた生活をしているのか痛いほどわかってしまい、ちょっと落ち込みましたが・・・。
蒼井優の演技が上手いとは思わないのですが、この年代の女優の中では1番魅力的なのではないでしょうか。

そういえば去年は、ふと思い立って「X-File」を全部見ました。ええ、今更ですとも。
これについては気が向いたとき記す予定です。しかし「X-File」を最終章まで見た人ってどれだけいるのかなぁ・・・。

まぁこの殺風景なブログに変化を加えるべく、どうでもいい温水ネタを今後もちょこちょこ右端に書いてみますので、物好きな方はチラ見してください。

今年の初夢は、久々にライブで歌うことになったわたしが舞台袖でめちゃめちゃ緊張している、というやつでした。
目が覚めて、心底「夢で良かった」と思いました。

さてどんなことになるのか2009。