2009/05/22

遠足日和

5月21日。鎌倉小町通りは、自由行動の小学生と中学生のグループでにぎわっていた。まだあどけない声ではしゃいでいる男子。「ちょっとアンタたちー!」と諌める女子も、どこか寛大。
空高く弾んでいる生命力を横目に、前厄女2人は鎌倉宮へ。小さな盃に息を吹きかけて、それを投げて割ると厄を払えるというやつを100円で行う。わたしが投げた盃は、たしかに岩に当たったもののほとんど割れなかった。連れに至っては、投げた盃が茂みの中に消えた。2人の先行きが案じられる。
鎌倉文学館のバラ園は、完熟という表現がよく似合う具合だった。(フレッシュな頃に来たかった…)
たくさんの品種。ひとつひとつ香りを嗅いでみた。世の中にはバラの香水が五万とあるが、やはり本物の香りには敵わない。
文学館の中にも入った。千家元麿の「南瓜賛」が、すごく気に入りました。もしこの人が草間彌生の「南瓜」を見たら、どう思うかなーなんて考えたり。
また来るぞ鎌倉。

2009/05/14

今年見た映画 その3

「バーン・アフター・リーディング」
キャストやスタッフに、これといった目当てはなく、それが逆に楽しみだった。
しっちゃかめっちゃかな混戦模様でしたが、んなバカなことあるかいって世界を俳優たちが楽しんで演じていたのは、見ていて面白かったです。ワルになりきれないブラピが良い。
その後、なんとなくコーエン兄弟を検索しているうちにスティーヴ・ブシェミ(この映画には出ていませんでした)のちょっとしたエピソードを目にした。以前、何だこのつまんない映画は!と思った「ビッグ・リボウスキー」もう一回見てみようかな…。

2009/05/13

連休初日

数週間前、パソコンのキーボードの上にヨーグルトをこぼしてしまい、それ以来操作が思うようにできなくなってしまいました。ビフィズス菌に侵されたのだろうか?(なんのこっちゃ)
そんなわけで、話題にタイムラグが生じるのはご了承願いたい。
全国的に快晴だったGW初日は、職場の女6人でバスツアーに参加。向かった先は都内だったので、反対側車線に忍びないほど順調に道は流れていた。亀戸天神の藤、西新井大師の牡丹は、みごとに時期を逃してしまったなという感じ。良い天気が続いてましたからね…。根津神社のつつじは、すべからく旬でした。がきんちょの時分、つつじの蜜を吸ったことなど思い出したり。
根津は来るたび好きになりますね。谷根千、大好きです。この時は周辺を散策する時間がなかったけど、2回訪れて2回とも食べられなかった因縁の肉のスズキ「メンチカツ」は、今度こそ絶対食べるぞー。


柴又の帝釈天参道にも行きました。ひたすら漬物の試食。
あまりに陽が射しすぎて、日陰を探すのも一苦労でした。

たまには、敢えて都内をめぐるバスツアーも楽しいですニャー。

2009/05/12

空回り

埼玉は、わたしが好きなSTARDUST☆REVUEとキリンジを輩出したという点でも魅力を感じます。
Route17で聴きたかったMDですが、残念ながら車はCDしか聴けなかったので荷物になりました。

ここ最近スタレビのボーカル根本要さんは、オノヨーコに似てると言われている。
その昔キリンジ兄の堀込高樹氏は、ジョンのアルバムではヨーコの曲を飛ばして聴いてたが、ある時魅力に気づいて聴くようになった、とエッセイにあった。
そしてわたしも、以前はキリンジのアルバムは兄の曲をしょっちゅう飛ばして聴いていた。ざっくり言って、弟の曲の方がキャッチーなのだ。しかし、3年前くらいから兄の曲も好きになっていた。ソロ・アルバム「HOMEGROUND」はとっても温かい。ちなみに弟のソロ・アルバムは未だに聴いてない。音楽雑誌のインタビューとかあまり読まないので分からないけど、弟は兄をとても尊敬していると思う。良いなぁーわたしにもあんな兄がいたらなぁ。

2009/05/11

川越で1泊

長瀞はおろか、行田にもたどり着けなかったのですが、蔵造りの家並みと大正浪漫通りをぶらぶら歩いているうちになんだかもう満足してしまった。
なじみある国道16号線をたどって行っただけで、こんなにワクワクする場所へ出られるなんて。まぁ、駅前に来れば都会となんら変わりないんですけどね。
奇跡的に1軒だけ開いていた駄菓子屋さんで、あこがれの長いふ菓子を見つけられ、わたしの中で森山良子の歌う「遠くへ行きたい」がフェードイン。これにて旅はひとまずエンディングを迎えた。(←皆さん曰く「全然旅になってない」)
宿はもちろん、しみったれたビジネスホテル。(その方が落ち着きません?)ウォークイン。
備え付けの煎茶(ティーパック)で一息ついて、ぱんぱんに張った肩を安めた。

2009/05/07

菓子屋横丁ノ夜

川越には、「川越駅」と「本川越駅」と「川越市駅」があります。
きちんと調べず適当に行こうとすると、このような目に遭います。

着いたら、菓子屋横丁は夜でした。