2008/03/31

ショウヘイヘイ

わたしは目が悪い。
小学生のころ黒ぶちめがねにあこがれて、お年玉で伊達めがねを買ったわたしだが、そのわずか数年後に本物のめがねが必要になってしまった。まったく因果なものだ。
なにがしかの視力矯正器具を装着しなければまともに社会生活を送れないなんて、わずらわしいったらありゃしない。
今は日々コンタクトレンズを通して世界を眺めているが、めがねをかけることもある。しかし、この南国顔はめがねがとことん似合わない。似合わないとわかっていても、ずっとずっと欲しかったのだ。この色のフレームが。
ちょうどセールで安かったし、2個目の予備めがねだし、桜も綺麗だし、ヤンキースの松井も目出度く結婚したし、なんだかんだ理由をつけてわたしは一線を越えた。
3月31日。ササイ。些細な夢をひとつ叶えた。

2008/03/23

優柔不断

新美南吉の「手袋を買いに」が読みたいのだけど 絵本にしようか文庫本にしようか迷っている
懐古趣味人わたしの本心としては絵本を買いたい でも「手袋を買いに」ときたら「ごんぎつね」も読みたいのだ 「ごんぎつね」まで絵本で買って 絵本の良さにあじをしめてしまったら 斎藤隆介の「モチモチの木」なども欲しくなるだろう そうなっちゃったらただでさえ本であふれかえっている部屋の収拾がつかないではないか もう大人なんだから「新美南吉童話集」を買って 「手袋を買いに」も「ごんぎつね」も読めばいいじゃんでも困ったことにわたしは岩波文庫が苦手なんだよな
てな具合で 今も決めかねている 情けない まるでキクちゃんとハナちゃんの間でふらふらしているいなかっぺ大将のようだ

2008/03/03

今日は楽しいひなまつり

免許(原チャリ)の更新をするため二俣川へ。更新の帰りは自分の免許証の写真うつりに軽く落ち込みながら、駅近くの小さなCD屋さんに入ってスコアブックを買って行くのがなんとなく恒例になっている。スコアブック類なんていくら買ってもきりがないということにいいかげん気づいてはいるのだが、見つけてしまった。
一見ありがちなフォークの歌本だが、当時(60年~70年代)の「新譜ジャーナル」の楽譜ページ誌面を直接製版しているのがおもしろい。RCサクセションのアルバムと一緒に購入。
「大型新人・泉谷しげるの異色の新曲」とか「野村証券で黒板書きのバイトをしていたあがた森魚」とか、いちいち新鮮な一口メモに胸がときめく。なんといっても浅川マキの歌が6曲も載っているのが好印象。よく見たら「選曲に関しては、坂崎幸之助氏のご協力をいただきました」と書いてあった。良い人ですね。