2007/10/07

ずしり

ふと気づいたら、文庫本より単行本の方を選ぶようになっていた。
単行本だと「読んだ!」という気になる。
ずしりとした単行本は、かさばって片付かない。でも、頁を繰る心地よさは文庫本よりはるかに上だ。
装丁にドキリとした東野圭吾の「容疑者Xの献身」を、昨日読み終えた。思い出すと胸がつまる。捨て身の人間と、護るべき者がある人間はどちらが強いか。わたしは後者だと思う。改めてそう思う。

近所のビデオ屋さんが店じまいをしてしまった。ちいさなお店だったけど、わたしが見たいと思ったビデオは(B級ホラーの「バスケット・ケース」とか)だいたいそろっていたので残念で仕方ない。
閉店セールとして、すべてのビデオを1本100円で叩き売りしていたので、置いてあったジム・ジャームッシュのビデオ6本をすべて買い占めた。DVDじゃなくて、VHS。またまたかさばるものが増えてしまった。

引越しがしたい・・・。